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外国語の学習と暗唱

投稿日時:2017-10-04 16:37:17

日本人の多くが躓くことになるのが外国語の学習です。最近ではだいぶ話者が多くなったとはいえ、いまだ英語すら使いこなせない方が多いのが日本の現状なのです。しかし、一方で今よりも英語学習の機会や教育体勢あととのっていなかった文明開化の明治時代にも、すでに英語を使いこなしていた日本人はいたのです。その当時の日本にあって、今の日本にないものとは何でしょうか?

英語に限らず、外国語を学ぼうとするとき、とにかく文法と語彙を増やそうと考える方が大半でしょう。それは決して間違いではありませんが、全くのゼロ知識から始めるにはとてもハードルの高い学習法なのです。実際に、そういったやり方で挫折してきた方は多いのではないでしょうか?

実は、明治の昔から日本人が英語を学ぶためにやってきたとっておきの勉強法は「暗唱」なのです。いわゆる素読というもので、何度も何度も同じ文章を暗唱することで、最終的には仕組みを理解し、英語をマスターすることに繋がるのです。

単純な丸暗記と違う点は、反復して読み上げていくことで少しずつその文章の仕組みを理解していくことができる点です。仕組みが理解できてくると、他の文章も読み解けるようになり、発音の仕方もわかるようになってきます。

基礎さえわかるようになれば、応用に至ることもそう難しくはありません。外国語の学習を行うなら、原点に立ち返って暗唱を行うところから始めてみてはいかがでしょうか?

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